唇や口角に何か入れようか迷っていて、失敗の話が気になっている人に向けた記事です。この施術の質問 137 件のうち、18 件が「失敗・修正・後悔」でした。2026 年 9 月に、編集部が公式の説明書を開きました。
先に結論です。同じ口元でも、認められた使い方かどうかは製品で変わります。
「失敗」は 18 件あった
当サイトは、美容医療の質問を内容で分けて数えています。口角挙上・唇では「適応・悩み相談」24 件、「効果・持ち」20 件に次いで、「失敗・修正・後悔」が 18 件で 3 位でした。この製剤はガルデルマ株式会社とアッヴィ合同会社が製造販売しています。
上位に入りました。
内訳は口角挙上・唇のデータページに、認められた範囲の話は唇のヒアルロン酸とボトックスの記事にあります。
説明書に強い警告が入っている
ヒアルロン酸の説明書には【警告】の欄があります。血管の中に入ってしまうと、皮膚が壊死したり潰瘍ができたりする。まれに目が見えなくなったり、脳卒中を起こしたりする。
口元は血管が多い。
5 学会の指針は、その起こる割合について「発生率や有病率等は明らかでない」としました。数えた資料が無い、ということです。
認められた範囲は製品で違う
「レスチレン リド」の説明書には、こう書いてあります。
口唇、眼瞼への使用及び隆鼻術等の形状の変更を目的とした使用は本品の適応に含まれない
一方で「ジュビダームビスタ ボルベラ XC」は、唇をふっくらさせる目的が使用目的に入っています。同じ「唇にヒアルロン酸」でも、扱いが分かれる。
製品名で変わります。
何を入れるのかと、それが認められた使い方かどうかを確認すべきです。口角へのボトックスについては、承認された効き目の一覧に口角が入っていません。
契約の前に使える 8 日間
美容医療は、消費者庁が指定した 7 つのサービスの 1 つに入っています。対象になるのは、期間が 1 か月を超えて、金額が 5 万円を超える契約。その場合、次のことが決まっています。
- 契約の前と後に、決まったことを書いた書面を渡す義務がクリニック側にある
- その書面に、クーリング・オフと途中でやめるときのことを書く義務がある
- 書面を受け取った日から数えて 8 日以内なら、書面かメールなどで契約をやめられる
- 事実と違うことを言われてやめなかった場合は、8 日を過ぎてもやめられる
ただし、対象になるやり方は 5 つに限られています。公式の解説が例に挙げているのは、次のものです。
- 脱毛(レーザー、針)
- しみ・ほくろの除去、皮膚の活性化(レーザー、超音波、ケミカルピーリング、高周波)
- しわ・たるみの軽減(薬剤の使用、または糸の挿入)
- 脂肪の減少(レーザー、超音波、脂肪溶解注射、冷やす機器)
- 歯の漂白(漂白剤を塗る)
切る手術は、この 5 つの中に出てきません。
自分の施術が対象かどうかは、契約書面にクーリング・オフの記載があるかで分かります。記載はクリニック側の義務なので、対象なら必ず書いてあります。無ければその場で聞いてください。
しわ・たるみの軽減は「薬剤の使用」が方法に入っています。この施術が対象かどうかは当サイトでは判断しません。契約書面を受け取ったら、その場で 8 日間の記載があるかを確認すべきです。
この数字の読み方
この 18 件は、口角挙上・唇についての質問 137 件を内容で分けたときに「失敗・修正・後悔」に入った数です。「18 人が後悔した」という意味ではありません。失敗が怖くて聞いている人、他人の失敗談について聞いている人、修正のやり方を聞いている人が、同じ枠に入っています。
辞書で機械的に分けた数なので、取り違えを含みます。どう数えたかと、どこが当てにならないかはこのサイトのデータに書きました。 満足した人と後悔した人が何人いたかという数字は、測り方が固まっていないので出していません。
本サイトは医療機関ではなく、施術を勧めるものでもありません。適応や安全性の判断は医師にご相談ください。