二重の埋没を受けようか迷っていて、失敗の話が気になっている人に向けた記事です。この施術の質問 256 件のうち、63 件が「失敗・修正・後悔」でした。この施術でいちばん多い悩みです。2026 年 9 月に、編集部が学会と国の資料を開きました。
先に結論です。学会は「戻ってしまうことがあります」とはっきり書いています。
いちばん多い悩みが「失敗」だった
当サイトは、美容医療の質問を内容で分けて数えています。二重の埋没では「失敗・修正・後悔」が 63 件で 1 位。2 位は「適応・悩み相談」50 件、3 位が「ダウンタイム・腫れ」44 件でした。
怖さが先に来ています。効果より前です。
内訳は二重埋没法のデータページにあります。
学会が書いた「戻りやすい人」
日本形成外科学会の解説に、この一文があります。
まず埋没法ですが、手術時間が短く、腫れも 1 週間程度です。その代わり固定力が多少弱く、一重瞼に戻ってしまうことがあります。皮膚の厚い人や眼瞼に脂肪が多い人は戻りやすい傾向があります
条件が書いてあります。
何年もつかという数字はありません。代わりにあるのが、戻りやすいのはどういう目か、です。自分がそこに当たるかどうかは、まぶたを見てもらわないと分かりません。もちの話は二重の埋没は何年もつかの記事にまとめています。
糸が出てくることがある
国民生活センターが出している「国民生活」の連載は、別のことも書いています。まぶたの厚い人は二重が消えやすい。よく目をこする人は、埋めた糸が出てきて感染することがある。ものもらいと見分けがつかないしこりができることもある。
こする癖が効いてきます。
同じセンターによると、美容医療の相談は 2018 年度の 1,980 件から 2022 年度は 3,709 件に増えました。
契約の前に使える 8 日間
美容医療は、消費者庁が指定した 7 つのサービスの 1 つに入っています。対象になるのは、期間が 1 か月を超えて、金額が 5 万円を超える契約。その場合、次のことが決まっています。
- 契約の前と後に、決まったことを書いた書面を渡す義務がクリニック側にある
- その書面に、クーリング・オフと途中でやめるときのことを書く義務がある
- 書面を受け取った日から数えて 8 日以内なら、書面かメールなどで契約をやめられる
- 事実と違うことを言われてやめなかった場合は、8 日を過ぎてもやめられる
ただし、対象になるやり方は 5 つに限られています。公式の解説が例に挙げているのは、次のものです。
- 脱毛(レーザー、針)
- しみ・ほくろの除去、皮膚の活性化(レーザー、超音波、ケミカルピーリング、高周波)
- しわ・たるみの軽減(薬剤の使用、または糸の挿入)
- 脂肪の減少(レーザー、超音波、脂肪溶解注射、冷やす機器)
- 歯の漂白(漂白剤を塗る)
切る手術は、この 5 つの中に出てきません。
自分の施術が対象かどうかは、契約書面にクーリング・オフの記載があるかで分かります。記載はクリニック側の義務なので、対象なら必ず書いてあります。無ければその場で聞いてください。
まぶたの形を変える手術が対象に入るかどうかは、当サイトでは判断しません。契約書面を受け取ったら、その場で 8 日間の記載があるかを確認すべきです。記載が無ければ、対象外なのか書き忘れなのかを聞いてください。
この数字の読み方
この 63 件は、二重の埋没についての質問 256 件を内容で分けたときに「失敗・修正・後悔」に入った数です。「63 人が後悔した」という意味ではありません。失敗が怖くて聞いている人、他人の失敗談について聞いている人、修正のやり方を聞いている人が、同じ枠に入っています。
辞書で機械的に分けた数なので、取り違えを含みます。どう数えたかと、どこが当てにならないかはこのサイトのデータに書きました。 満足した人と後悔した人が何人いたかという数字は、測り方が固まっていないので出していません。
本サイトは医療機関ではなく、施術を勧めるものでもありません。適応や安全性の判断は医師にご相談ください。