脂肪注入や脂肪による豊胸を受けようか迷っていて、失敗の話が気になっている人に向けた記事です。この施術の質問 194 件のうち、55 件が「失敗・修正・後悔」でした。この施術でいちばん多い悩みです。2026 年 9 月に、編集部が学会と国の資料を開きました。
先に結論です。採る側と入れる側の両方に経過があります。確かめることも 2 つ分になります。
いちばん多い悩みが「失敗」だった
当サイトは、美容医療の質問を内容で分けて数えています。脂肪注入・豊胸では「失敗・修正・後悔」が 55 件で 1 位。2 位は「適応・悩み相談」37 件、3 位が「ダウンタイム・腫れ」30 件でした。
怖さが先に来ています。効果より前です。
内訳は脂肪注入・豊胸のデータページにあります。
体の 2 か所に経過がある
この施術は、脂肪を採る場所と入れる場所があります。つまり傷も腫れも 2 か所分です。日本形成外科学会は、脂肪吸引について起こりうることをこう挙げています。
感染や血管塞栓症、内臓の破損、漿液腫、知覚異常などが報告されています
2 か所分です。
国民生活センターの連載は、重いものとして肺塞栓、出血、臓器の損傷、感染、麻酔のトラブルを挙げました。
採る側について説明を受けていない場合は、その場で聞いてください。
どれくらい残るかは、公的な資料に無い
入れた脂肪が全部残るわけではありません。ところが、どれくらい定着するかを数字で書いた公的な資料は、当サイトが当たった範囲では見つかりませんでした。
数字がありません。
定着率を数字で説明されたら、その根拠になる資料を見せてもらうべきです。休む日数の話は脂肪注入は何日休むかの記事にまとめています。日数を書いた投稿 23 件の真ん中は 7 日、長い人で 30 日でした。
契約の前に使える 8 日間
美容医療は、消費者庁が指定した 7 つのサービスの 1 つに入っています。対象になるのは、期間が 1 か月を超えて、金額が 5 万円を超える契約。その場合、次のことが決まっています。
- 契約の前と後に、決まったことを書いた書面を渡す義務がクリニック側にある
- その書面に、クーリング・オフと途中でやめるときのことを書く義務がある
- 書面を受け取った日から数えて 8 日以内なら、書面かメールなどで契約をやめられる
- 事実と違うことを言われてやめなかった場合は、8 日を過ぎてもやめられる
ただし、対象になるやり方は 5 つに限られています。公式の解説が例に挙げているのは、次のものです。
- 脱毛(レーザー、針)
- しみ・ほくろの除去、皮膚の活性化(レーザー、超音波、ケミカルピーリング、高周波)
- しわ・たるみの軽減(薬剤の使用、または糸の挿入)
- 脂肪の減少(レーザー、超音波、脂肪溶解注射、冷やす機器)
- 歯の漂白(漂白剤を塗る)
切る手術は、この 5 つの中に出てきません。
自分の施術が対象かどうかは、契約書面にクーリング・オフの記載があるかで分かります。記載はクリニック側の義務なので、対象なら必ず書いてあります。無ければその場で聞いてください。
この施術が対象に入るかどうかは、当サイトでは判断しません。契約書面を受け取ったら、その場で 8 日間の記載があるかを確認すべきです。
この数字の読み方
この 55 件は、脂肪注入・豊胸についての質問 194 件を内容で分けたときに「失敗・修正・後悔」に入った数です。「55 人が後悔した」という意味ではありません。失敗が怖くて聞いている人、他人の失敗談について聞いている人、修正のやり方を聞いている人が、同じ枠に入っています。
辞書で機械的に分けた数なので、取り違えを含みます。どう数えたかと、どこが当てにならないかはこのサイトのデータに書きました。 満足した人と後悔した人が何人いたかという数字は、測り方が固まっていないので出していません。
本サイトは医療機関ではなく、施術を勧めるものでもありません。適応や安全性の判断は医師にご相談ください。
